飼育しているらんちゅうがじっと動かない、浮いている、あるいはずっと沈んでいる場合、具合が悪いのかと心配になりますよね。
らんちゅうには表情なんてありませんし、原因や理由が分からないと不安ですよね。
ここではらんちゅうの病気で沈む、浮く、動かないなどの症状が出るものをご紹介します。
らんちゅうが浮く、沈む病気
らんちゅうが浮く病気というと、転覆病の可能性が高くなります。
また、同じ転覆病でも沈む場合もあるようです。
なぜ転覆病になってしまうのでしょうか?
原因をご紹介します。
らんちゅうが浮く、沈む、転覆病の原因は?
転覆病の原因は細菌感染などではなく、金魚の体調や体質が関係しているようです。
体調不良によりお腹にガスがたまることで浮いてしまうようです。
古い餌を与えた、消化の悪い餌を与えた、餌を与えた後に急激に温度が低下した、餌を与えすぎた、などが主な原因になるようです。
消化不良でガスがたまってしまうのですね。
寒い時期はらんちゅうが餌を欲しがっても与えすぎないようにしましょう。
他にも先天性の場合や、肥満が原因の場合などがあるようです。
らんちゅうが動かないのには理由がある?
らんちゅうがじっと動かないことにも理由があり、主な理由としては老化、水温の低下、病気の初期症状などがあるようです。
病気の初期症状の場合は早めに0.5%濃度の塩浴をして治療をするようにしましょう。
気温が10度以下になると冬越しをする
気温が10度以下になると、金魚は代謝が低下し、冬越しの省エネモードに入るそうです。
水温が5度以下になるとほとんど動かなくなり、餌も食べなくなります。
昼間の水温の上昇と夜間の冷え込みによる温度差は、金魚のストレスになってしまうので、冬場はヒーターを入れるといいようです。
温度設定は15~20度でいいようです。
まとめ
らんちゅうが沈む、浮く場合の病気は転覆病が原因のようです。
転覆病の一番多い理由は、消化不良によりお腹にガスがたまってしまうことのようです。
なるべくガスがたまらないように、消化の良い餌を与え、冬場などは餌を与えすぎないように心掛けましょう。