特徴的な風貌、かわいい肉瘤、ゆったりと泳ぐその姿はまさに金魚の王様です!

休日のまったりとした時間、水槽を眺めるのも夏の風物詩ですね。

飼育者として夏場のらんちゅう飼育は意外に大変です!

変化しやすい水温や水質に注意してらんちゅうの健康管理に努めたいですね。

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夏場の飼育の注意点(水質管理)

夏場に限ったことではありませんが、水槽内の雑菌やバクテリアのバランスが崩れると水質に影響が出ます。

例えば、換水するとバクテリアが減り、逆にしないとバクテリアが増えすぎるというように、気温や水槽内環境を考えず定期的にルーティーンワークで換水されている方は要注意です。

水質は目視で色を確認、浮遊物(食べ残しの餌など)の有無、水槽から発せられる匂い(腐敗臭など)をこまめにチェックすることをお勧めします。

夏場の飼育の注意点(水温管理)

夏場は日照の影響で水温変化が出やすい時期です。

特に晴れた日の昼間は水温が上昇し、バクテリアやプランクトンが活発に繁殖し始めます。

このような時間帯は餌やりを極力おさえ、別の時間帯にすることをお勧めします。

換水は清水を使用し濾過機や水槽規模の見直しも視野に入れて環境改善に努めましょう。

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夏場は病気が多発!?

特に6月から8月あたりの夏季はらんちゅうにとって過ごしやすい季節とはいいがたく、特に6月の梅雨の時期は日照不足による水質の低下(日光による紫外線消毒ができない)が懸念されます。

対策としてはバクテリアやウィルスが繁殖しにくくするために植物プランクトンを増やす方策が必要になってきます。

青水って何?らんちゅうにいいの!?

植物プラントンや藻などが繁殖して水槽内の水が緑色になった状態で、ほとんど透明度がありません。

しかし、魚にとっては餌になるプランクトンや藻があるので良い環境と言えます。

らんちゅうにとっても青水は良いとされ、水槽内で自然発生する良質のプランクトンにはビタミン・ミネラル・タンパク質が含まれ天然の餌を摂取できる環境と言えます。

ただ、夏場は水質汚染の予防から頻繁に水替えを行わなければならない手間もあります。

また、バクテリアやプラントンが増えすぎた状態の、いわゆる『濃い青水』になると『ガス病』『尾焼け』などの病気を発症させるリスクもあります。

まとめ

以外に夏場はらんちゅうにとって心地よい季節ではなさそうです。

飼育者はまず温度、水質、その他環境を十分に理解することを念頭に置いたほうがいいです。

夏場は特に水温が上がりやすく、バクテリアやプランクトンが異常繁殖しやすいです。

らんちゅうのこまめな観察を怠らず、この時期を乗り切るよう頑張って飼育していきましょう!

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