らんちゅうの冬眠は、およそ3か月間にも及びます。

冬眠中は、餌やりも水換えもしない傾向にあるそうです。

そして3か月後、冬眠から起こすわけですが、どの様に起こすのか、また、餌の与え方など、調べてみました。

らんちゅう 冬眠開け 準備 餌

らんちゅうの冬眠開けの準備

らんちゅうの冬眠開けは、お天気の良い昼間が良い様です。

ただ起こしただけでは、「冬眠開け」とは呼べません。

冬眠開けには、準備が必要な様です。

100%水換えをする

  1. 飼育槽と同じ温度の汲み置き水を用意する
  2. 飼育槽から汲み置き水の方に個体を移す
  3. 飼育槽の水を抜く
  4. イソジン「1」に対して水「1」で薄めて、飼育槽を念入りに掃除する※十分にイソジンを落とす様にすすぎをしましょう。
  5. 飼育槽に汲み置きした水と同じ温度の水をはる
  6. エアエーションを設置する
  7. らんちゅうを飼育槽に戻す
  8. エアレーションの近くに飼育槽の水に対して0.5%の塩をそっと置く※自然に溶けて、飼育槽全体に広がるのを待ちましょう。
  9. 15℃に設定したヒーターを設置する
  10. 餌やりはしない
  11. 1週間近く、トリートメントとする

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冬眠開けの餌の与え方

数ヶ月餌を口にしていないらんちゅうです。

飼育槽に付いたコケなどを食べていたかも知れませんが、飼い主からもらう餌は、冬眠開け「初(ハツ)」となります。

  • 水換え後(冬眠開け後)は、数日間、餌を与えない

新しい水に慣れさせましょう。

  • らんちゅうの様子を見極める

水の温度はまだ低いので、元気そうでも始めは少しずつの餌やりが良いでしょう。

  • 消化の良い餌を与える

人工の餌でも良く、天然の餌ならアカムシがおすすめだそうです。

まとめ

調べによると、冬眠開けの準備(水換え)では、大きく分けて、「100%の水換えして、水は新しくする」と「3分の1ほどの水換えを数回に分ける」のパターンがある様でした。

100%の水換えは、青水もバクテリアもなくなってしまうので、個体に負担をかけてしまうということです。

そこで無難な方法として、3分の1の水換えをすすめる経験者がいる様です。

100%の水換えを常(ツネ)としている経験者からは、「冬眠中から水の管理を小まめにしている」との条件も出されています。

飼い主によって、やり方は自由ですが、「冬眠開けでは、個体が目を覚ますと細菌も目を覚ます」ことをしっかりと覚えておくのが良いでしょう。

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