らんちゅうを飼育していると、「色が薄くなった」や「色が抜けた」ということが少なくない様です。

しかも、「見る見る白くなった」などとリアルタイムで起こる様な表現をする飼い主もいるほどです。

なぜ、「色が薄い」や「色が抜ける」が起こるのでしょう。

調べてみました。

らんちゅう 色 薄い 抜ける 理由

らんちゅうの「色が薄い」や「色が抜ける」ことはあるのか

残念ながら、この様な現象は起こるということです。

飼い主が万全の飼育と思っていても、物言わぬらんちゅうにとっては不都合なことが起きている可能性がある様です。

らんちゅうの「色が薄い」や「色が抜ける」理由

まず、確認しなければならないことは、個体の体をよく観察して、色抜けなのか、病気なのかを見極めなければなりません。

病気ではないことが確認されれば、色抜けの原因を探りましょう。

  • 水槽の容量と個体の数は適正か

「水槽が小さい」、または「個体数が多い」など、個体数の管理が出来ていないなど。

  • 太陽に当たる時間や強さは個体に合っていたか

庭など屋外での飼育はともかく、屋内での場合は、自然の太陽光だけではなく、タイマーが付いた電気器具(照明)の使用で補いましょう。

  • 個体へ与える餌は個体と合っていたか

数種類を用意して、食べ方を観察してみて下さい。

  • 水槽の移動をした

部屋の模様替えなど、飼い主の都合で水槽の位置を動かした場合。

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  • 水槽の掃除をした

コケなどの掃除のやり方や掃除による環境の変化などがあった場合。

  • 餌を換えた

慣れた餌から、何らかの事情で違うものに変更した場合。

  • 夜電気を付けっ放しにした

電気器具(照明)の消し忘れなどに気を付けて下さい。

  • 自分なりに今までを振り返り、思い当たる原因を考える

・・・など

これらは、ほとんどの場合、個体のストレスによる反動の様ですから、元の環境に戻せる状態なら、早急に戻した方が良いということです。

ただし、大人になった個体の場合は、一度、色が抜けてしまうと、もう二度と元には戻らないそうですから、色落ち対策は、とても大切な注意事項ということになります。

まとめ

大人になった個体の「色が薄い」や「色が抜ける」は、元通りにはならない様ですが、固体の状態に気が付いたら直ぐにストレスの原因を突き止めて、環境を整えれば、そこで止めることは出来るということでした。

ただ、すっかり色が抜けてしまって、真っ白になったらんちゅうも、以降、ストレスのない環境で飼育することが出来るなら、それはそれで、きれいなのではないかと考えます。

原因がいつまでも見つからない場合は、固体に異常が生じる可能性があり、最悪は命を落とす危険さえあるそうです。

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