ふわふわとゆったり優雅に泳ぐ姿が、古くから愛好家に愛され続けている金魚、らんちゅうはご存知でしょうか。

品評会などでは高値で買い取りをされ、1匹で数百万もの値段がつくものもいる、今人気のらんちゅうですが、屋内で飼育することだけではなく、屋外でも飼育しやすい種類であることは、あまり知られていないのではないでしょうか。

そんならんちゅうを屋外で飼育する際、どんなものが必要なのかをまとめていきたいと思います。

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らんちゅうを屋外で飼うために必要な水槽とは

屋外で飼育するためにも必要なのは、まずは水槽です。

ホームセンターなどでも購入できるものでは、プラ舟や睡蓮鉢、プランターや金魚用のタライなどがありますが、身体が大きくなるらんちゅうにはプラ舟がおすすめです。

プラ舟はお祭りで金魚すくいをするとよく見るだろうあの水槽のことです。

金魚を飼育しているブリーダーにはとても馴染み深く、もはや大定番と言えるくらいの飼育用容器になります。

値段も安価、さらに広くて水も多く入れられるので、初心者でも簡単にらんちゅうの飼育に乗り出すことができます。

金魚の飼育のために作られたように、管理の手の届かせやすさ、機能性に富んだ、とても使いやすい水槽です。

しかし、雨などで水かさが増してしまい、らんちゅうが飛び出してしまうという例も多々あります。

そのため、まずはプラ舟の上面にらんちゅうが出ない程度の穴をあけておきます。

すると、水が増えてしまってもそこから抜けるので、らんちゅうが飛び出ることを防げることができます。

設置場所も重要になります。

らんちゅうは、水温の変化に非常に敏感で、水温に差が出過ぎてしまうと病気になってしまったり、亡くなってしまうこともあります。

そのため、水温が上がりすぎないような、極力変化が出ない場所、かつ適度に陽が当たる場所に設置するようにします。

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他に必要なものは?

金魚の水槽に入れるといいものは、底に敷く底砂や、水草、濾過フィルターなどです。

しかし、これらは入れたいと思う場合ですので、絶対に入れなければいえません。

ですが、これらをうまく使うことで、水質が良くなるようにできる他、飼育が楽にもなります。

底砂は、入れておくとバクテリアなどを繁殖しやすくさせ、水質も安定しやすいです。

さらに掃除もしやすいというメリットもあります。

らんちゅう飼育の初心者ならば、まずは入れることをおすすめします。

水草は、植えることでメリットは多いです。

水中に酸素を出してくれること、有害な物質を根から吸収してくれるのもあり、水が綺麗に保たれます。

しかし、金魚は水草をどんどん食べてしまうので、植えられる種類は限られてきます。

マツモやアカナリスなどは、金魚がすぐ食べてしまうため、もし入れるならばおやつとして入れるといいかもしれません。

入れて、葉が影になってくれることから、睡蓮などを植えるのをおすすめします。

屋外に置いておくと、どうしても水が汚れてしまうため、濾過フィルターは出来れば使用した方がいいかもしれません。

おすすめは、投げ込めるタイプの投げ込み式濾過フィルターです。

他にも、酸素を供給してくれるエアストーンを入れておくのもおすすめです。

まとめ

屋外でのびのびと育ててあげるためには、より大きな水槽が必要になります。

値段などを検討しながら、自宅に観賞用の水槽を置いて、癒しの空間を作り、自分と金魚がゆったりと過ごせるような環境を作るのはとても楽しいと思います。

屋内だけではなく、屋外の金魚の飼育を楽しんでみてはいかがでしょうか。

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