水槽の中で、ふっくらとした頭と姿でゆったりと優雅に泳ぐらんちゅうはご存知でしょうか。
古くから、愛好家に愛され続けているらんちゅうは、品評会でも1匹に数百万するものもいたりします。
それほど愛され続け、ファンが多いらんちゅうの水槽は、必ず水替えをしてやらねばならない時期がやってきます。
その際の頻度、さらに汲み置きと呼ばれる方法、それをしなければならない理由をまとめてみようと思います。
金魚の水槽、水換えと濾過頻度
金魚の水槽では、付属の濾過装置で巡回されているものの、濾過できないものがたまっていき、水換えをしなければいけなくなります。
濾過フィルターがしっかりと作動している時はそこまで水換えを急がなくてもいいのですが、水が汚れてきたと思った時は、すぐにでも水を換えることや、濾過フィルターのメンテナンスをしてやらなければいけません。
頻度的にはそこまで高くはありません。
しかし、最初の頃だけはこまめにします。
1か月程ですが、2日から3日に1回はこまめに水換え、それを少しずつ周期を伸ばしていき、1か月後には週に1度の水換えにします。
水換え用の汲み置きとは
まず、水槽の掃除を行う際、絶対に用意しておかなければいけないものは、汲み置き水です。
バケツなどで溜めておいて、それを半日から1日置いてカルキを抜いておきます。
しかし、夏場はどうしても塩素を多めに使っていることから半日では抜けきらないことがあります。
それを使ってしまうと、その塩素にやられて金魚は亡くなってしまうことが多くなります。
さらに、水槽の水と汲み置き水の水温は一定にしておかなければいけません。
金魚は変温動物だということもあり、水温の差が激しいとどうしても身体が着いてこないのです。
特に温度差が5度以上だと危険だと言われ、通常は3度以内に合わせれるようにしておきます。
金魚は温度にとても敏感な動物なので、少しの変化だけで気が付きます。
水温、塩素がちゃんと抜けているかを確認してからではないと、水換えに適した水ではないので、注意が必要です。
まとめ
らんちゅうだけではなく、金魚は水温や気温、塩素などに敏感な動物です。
そのため、しっかりとケアしなければいけません。
汲み置きの水も、夏場や冬場では置いておく時間が変わるので、様子を見ながらやってあげるといいかもしれません。